・今日もラスクと横断歩道
2024年10月02日 16:56
『スープの冷めない わたしたち』は、POSTO&Co.での出来事、出会う人々を紹介するブログ記事です。
いつも一緒に暮らすわけじゃない。でも、温かいスープが冷めなような”身近な”距離感で、時に楽しく、時に真面目な暮らしの模様をお知らせします。
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管理人はいつも、電車でPOSTO&Co.に通っています。
門司港駅に到着すると、思いっきりを伸びをして、それから約15分の距離を歩いて向かいます。
これがちょうどよい距離で、いい運動にもなるし、違う道を通ると新しい発見もあったりします。
その道中、いつも立ち寄るのが、栄町銀天街という商店街の中のパン屋「匠」さん。
昔ながらのパン屋さんで、前を通ると、「ほわっと」小麦の香りが広がります。
そこで、いつも「アップルレーズンラスク」を買うんです。
カリカリっとしたラスク生地の中に、ジューシーなアップルレーズンがふんだんに入っていて、朝から活力をもらえる一品。ただのレーズンじゃないって事も、贅沢な気持ちにさせてくれます。
(ちなみに普通のレーズンは170円、アップルレーズンは50円UPの220円。庶民的!)
行儀が悪いことですが、我慢できなくて食べ歩きをしたりするのですが、そんな時にかぎって、なぜか、その姿を門司港の知ってる住人たちに見られて声をかけられたりします。
それも、いつも交差点の横断歩道で。
行儀の悪いことだし、なんか恥ずかしくて「たまたま今日はお腹が減って」とか言い訳したいところですが、横断歩道なのでゆっくり立ち話をする時間もないし、そもそも複数回見られているので、たまたまなんて言い訳は通用しません。
きっと、管理人は「朝ラスクの人」って、イメージが固定されてるでしょう。
「大人になって朝ラスクって、、」とか「ラスクの粉が口についてなかったかな」とか、恥ずかしい気持ちもありますが、同時にあったかい気持ちにもなります。
朝のたった15分の間に、ばったり出会って、「おはようございます!」と挨拶を交わして、小さなことで笑いあう距離感。
その小さな一言が、じんわりと染み渡るなぁと感じます。