書籍紹介No.2 【55歳の教科書 ――坂の上の坂を生き抜くために(ちくま文庫)】
2025年06月27日 13:17
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今週のオススメ書籍
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おはようございます。
今朝も秋晴れ
すっきり爽やかな福岡ですが、
東京の台風は、大丈夫でしょうか。
今週末は、
ソーシャルビジネスのイベントで
新規事業についてのスピーチをする機会があり
何かと多忙にしていたせいか...
なんと 昨晩は9時に就寝して
9時間も寝てしまったという、、
一気に睡眠不足を解消して
今日は元気いっぱいの朝なのです。笑
さて、
実は先日Facebookにも投稿しましたが
9月末に大切な会員さまが
57歳でお亡くなりになりました。
本当に突然のことです。
日頃から健康主義の方で、、
ジョギングや運動を習慣にし
オーガニック食材を使った手料理と
趣味のダンスとヨガも楽しまれていました。
つい7月にランチをご一緒した際には
新しい事業の構想などを
嬉しそうに話されていたのが嘘のようです。
出張の日程を急遽変更し
お通夜へ向かう移動の中で...
田坂広志先生が仰った
『3つの真実』が頭に浮かびました。
「人は、必ず死ぬ」
「人生は、一度しかない」
「人生は、いつ終わるかわからない」
その通りだった、と。
だからこそ、
どのように生きるか
真剣に考えていかなければ...
身近な人の死は、、
日頃忘れてしまっている大切なことに
改めて気づかせてくれますね。
と、いうことで
今週は、なかなか良いタイトルの本を。
著者の藤原和博さんは
日本初の民間校長として有名ですが、
私も個人的によく知る方です。
藤原さんがいつも仰る
「坂の上の坂」というのは
司馬遼太郎の名作「坂の上の雲」のように
一生懸命に生きれば
人生の頂上には雲(幸せ)がある。
という、時代はすでに終わり、、
一生懸命に坂を上り切っても
また、次の新たな坂が次々にあるというもの。
だから、、
50代からの30年をどう過ごすのか。
坂の上の坂をのぼる新たな心構えを
今のうちに準備しませんか、というメッセージです。
(若いうちに気づけばなお良いそうですが)
自分なりの豊かさを定義し
自分らしい幸せな人生を生きること。
そのヒントになるフランス人の考え方とは
ー Arl de vifre ー
アール・ド・ヴィーヴル
国よりも、産業社会よりも、
自分自身の人生と人々との関わりを大事にする
という、フランス人の生活信条だそうです。
藤原さんがフランス生活で気づいた
「坂の上の坂」時代の素敵な生き方とは...
ちょうどアラフィフ世代が中心の
コミュニティやサロンメンバーの方々へ
グッドタイミングの一冊だと思います
55歳の教科書