書籍紹介No.4【マイノリティデザインー弱さを生かせる社会をつくろう(ライツ社)】
2025年06月27日 13:19
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今週のオススメ書籍
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こんにちは。
今日の福岡は
すっきりしない曇り空ですが
東京はいかがでしょうか。
先週までは、秋晴れが続いていたから
”外出自粛”とされながらも...
ついつい、、
海や山の人手は多かったようです。
九州の自然はとても美しいですから、
少しだけ早起きをして...
湖のほとりを歩いてみる
本を片手に公園のベンチに座ってみる
裸足で海辺を散歩してみる。
ただ、それだけで
贅沢で静かな時間を得られます。
私自身も、、
一昨年(コロナ前)では
想像もできなかったような生活になりました。
ほんと
人生は、どうなるかわかりませんね。
一見すると花形職業に見える
広告業界で忙しく働いていた著者が
あるとき、疲弊している自分に気がついた。
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まるで、
はじけて消えるシャボン玉を
無限につくる仕事をしているようだ、、。
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それは、
自分の人生が
「芯を食ってない」そんな感じに思えてきた。
そこから彼は、
仕事のやり方や考え方を
色々と変えてみることにします。
そうやって、悩みながら、もがきながら
自分なりの働き方を模索していた矢先に、、
頭を殴られるようなショックに出会い
更に、追い打ちをかけるように
待望の第一子が障碍者という運命を背負ってしまう。
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「終わった。」と思いました。
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その日から仕事は手がつかなくなり
広告コピーも書けなくなってしまった。
そこから、
彼の希望探しの旅が始まります。
どうやって生きていけばいいのか。
人生の目的や働くことの意味とは何か。
何もわからなくなってしまった
彼がみつけた
マイノリティの世界の中にある”光”
『マイノリティデザイン』という概念とは。
それは、
「働き方」だけでなく
「生き方」そのものを見直すきっかけであり
ある意味、、
チャンスをみつける発想かもしれません。
コロナによって、
たくさんの制約や変化が余儀なくされる
こういう時代だからこそ、
人生を変えられる絶好の機会を、ぜひ
実際の体験談を具体的に紹介してあり
著者の人柄が伝わってくる読みやす~い
一冊ですから、、
読書の秋にオススメです
マイノリティデザインー弱さを生かせる社会をつくろう(ライツ社)