イベント「コミュニティXトーク」を開催しました。
2024年10月17日 15:52
10/14(土)に『コミュニティXトーク』を開催しました。初の「コミュニティ」をテーマにしたイベント。
POSTO&Co.は、コミュニティ型共同住宅と称していますが、実はその「コミュニティ」が何なのかを明確にはしていません。
それは、POSTO&Co.ができてまだ間もないということもあるし、住む人々によって、形成されていくものだと考えるからです。
しかし、同時に「良いコミュニティ」とは何だろうかと、模索することも必要だと思っています。
そこで、一緒に「門司港シェアキッチン」というコミュニティ活動を共にしているご近所のゲストハウスポルトさんと共同で、「コミュニティ」と「〇〇」をクロス(X)させた、コミュニティXトークという企画を立ち上げました。
初回は、POSTO&Co.代表の小野 祐紀香さんと、ポルト代表の菊池勇太さんにお話をいただきました。
菊池さんの軽妙なトークで和気あいあいとした雰囲気で進めてもらいましたが、「コミュニティにとって大切なこと」「幸せの尺度」「えがく未来」など、お話のテーマは真剣そのもの。
会場から、
「どんな想いでPOSTO&Co.をオープンさせたのですか?」
という質問に対して、
「人は人がいるから孤独を感じるんです。でも、同時に人がいるから孤独も解消できたりもします。
私と同世代(50代)で、子育てのひと段落や、キャリアアップしてきて、孤独が蔓延し、殺伐としてしまっている人が、身近にもたくさんいます。
そんな冷たくなってしまった心が、何気ない言葉だったり、一緒に過ごす時間で、温かくなることもある。私は性格的にSOSを言いやすい性格だったけど、そうでない人たちもいるから、そんな温かさを仕組みというか、もっと広げていくことが私の夢なんです」
という小野さんの言葉は、ジンと胸に迫るものがありました。
また
「失敗しても、どうしても何度も立ち上がれるのか」
という質問に対して、
「その事業とか、考えているビジョンで救われる人のために動いているから復活できるのだと思います。自分のためだったら、僕はもう色んなものを投げ出して山にこもっているとおもいますけど(笑)。
(中略)
自分がしたいことよりは、自分が何かをすることで世の中がこういう風に変わるんだったらとか思って始めて、それで失敗することも多いので、潔く自分が負けたことを受け止めて、また戦い方を変えるので戦わせてください、とか周りにも伝えるとかですかね」
という菊池さんの言葉も、何かを挑戦する際の大切な気持ちを教えてくれている気がします。
トークイベントのあとは、ゲストハウスポルトさんに移動して、門司港ごはんによる懇親会!
なんとなくの雰囲気はInstagramのリールにまとめているので、よければご覧ください。
ご参加いただいたみなさま、ありがとうございました!